有機はある意味矛盾なことも

堆肥の原料は。

落ち葉を主に使う堆肥。

家畜糞を主に使う堆肥。

我が家では、この2つの堆肥を作り、土の状態や作物に合わせて、使いわけたりもします。

また、家畜糞を主に使う堆肥に、落ち葉や枝を混ぜ、新しい形の堆肥も作っています。

オリジナル堆肥としては、牛糞堆肥に、もみ殻、米糠、落ち葉、剪定枝、それに発酵菌を混ぜ、雑草や捨てる野菜など植物を堆肥にするための堆肥なども作っています。最近は、この作り方が多いです。

その他にも、有機植物を育てます。雑草や病原菌抑制しながら、最後には、その植物自体が有機物として土の為に働きます。緑肥として、イネ ムギ 豆科関係が良く使われます。

最終的には、有機質なものは、土の中の微生物を増やしてくれます。

その微生物によって、土が健康になり、土の中の不足栄養を補ってもらい、肥えた土になります。

結局ですが

作る過程は、色々ありますが、微生物の餌になるものは、全て有機質(堆肥等)にあてはまると、私は思います。もっと単純に考えるなら、土に戻るものは、有機質だという事です。

有機質が、土や作物には大事。それなら有機質(堆肥等)を沢山使えば、良く出来ると考えがちですが

その大事な有機質によって、大事な作物が、病気になる事も事実です。話が違いますが。

肥料関係に限らず、自然相手という事以外にも、栽培管理、収穫、荷作り出荷や販売、どの部門に関しても矛盾だらけの農業は、いつまでも勉強中になりそうです。

 

2016年01月24日